はい!こんばんは。
今日も夏本番という天気でしたね。いやあ暑かった(*_*;
個人的には、暑いんですが、「この気候、待ってました!」って感じです。
では早速今日の本題
『ひとり親に学資保険は不向き?』
この前提としては、いわゆる下記の場合を言います
契約者→親
被保険者→子ども
満期受取人(お祝い金)→親
前回の記事↓
でも触れましたが、ひとり親の方は、自身に何かあった際に遺された子供への気持ちはもしかしたら強いのかもしれません。
そして、「自分に何かあった時、学校だけは出してあげたい」というような気持ちから学資保険を組む場合もあると思います。
※決して、学資保険がダメとかいうつもりはありません。円滑にお金を残す方法の一つのご紹介ですのでお含みを。
だからこそ注意が必要なんです。
前回の記事で「保険会社が支払いたくても支払えない」ということを書いたと思うのですが、ひとり親の方が学資保険に加入すると、同じ現象が起こるんです。
どういうことかと言うと、
「自身に何かあった時でも子供の学費だけは工面してあげたい」という気持ちとは裏腹に、ここでも、保険会社からお祝い金が出ないことがあるんです。
通常、学資保険だと、17歳とか18歳になったら保険会社から所定のお祝い金が出ると思うんですが、そのお祝い金をもらう前に契約者である親が亡くなっていた場合、未成年の為支払いが止まってしまします。※未成年後見人立てる必要が出てきます。
↑
入学や受験の時に使おうと思っても使えない現象が起こってしまうんです。
これって、自分の思いとは違った現象ですよね。
学費は困らないようにって準備したんですが、必要な時に使えない場合があるんです。
この状態って望まれます??
恐らく望まれる人は少ないんじゃないでしょうか。
これを聞くと、子どもが大きくなるまで何もなければ、学資保険を組むこと自体は問題ないかと思いますが、大きくなる前に自身がこの世を去らなければならないときは、ちょっと考えちゃいますよね。。。。。。。と言っても、不測の事態が子供が大きくなるまでに有るとか無いとかなんて誰にも分りません(;^ω^)
じゃあどうすればいいかというと、
※あくまでも一例ですからね
学資保険(契約者が親で被保険者が子供、所定の年齢でお祝い金が出るもの)ではなく、保険の種類を変えて組むのが良いと思ってます。
種類と言っても、自身が望む所定の金額(100万とか200万)が所定の年齢(18歳とか20歳)までに貯まるようなものです。
保険の種類で言うと”終身保険”とか”変額保険”です。
組み方としては、
契約者→親(自分)
被保険者→親(自分)
受取人→親(自分)に何かあった時に子供を育ててくれる人(親や兄弟指定)
です。
これであれば、子供が大きくなるまでの間に自身に何かあったとしても死亡保険金(学費として準備したい金額を設定。ex…死亡時300万とか)として子供を育ててくれる人にお金を遺せますし、子供が大きくなった時に、その保険のお金を取り崩したければ、自分自身で解約して、教育費に充てられますよね。要は、自分自身の死亡保険と併用して加入しましょうってことです。
はい。これで一件落着です!!
はやっ(^^)
なので、まとめると、
ひとり親の方が教育費目的で保険を組むときは、学資保険ではなく、
終身保険もしくは変額保険のほうが、使い勝手が良いということになります。
ですので、ひとり親の方でこれら学費目的で保険組もうか考えている人は参考にしていただければいですし、もしすでに学資保険を組んでしまっている方は、対応策はありますので、ご自身の担当にご相談されてみると良いと思います。
あ、最後に、受取人は「自分に何かあった時に子供を育ててくれる人」と書きましたが、加入するときはちゃんとその人に一言こういってから加入してくださいね(笑)
「これは〇〇(受け取る人)にあげるものじゃなくて、△△(自身の子供)ちゃんの学費目的の保険なんだから、くれぐれも使わないように!!」ってね。
それでは、今日はこの辺で!!
~今日も一歩前へ~
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