これは、ロバと老夫婦を題材に、全ての人を納得させる難しさを説いたもの。

左上のコマは、

ロバの上に老夫婦が乗っていると、それを見た人が、

「2人で乗るなんてロバかわいそうだ！」

と言い

右上のコマは、

お爺さんがロバに乗り、お婆さんが歩いていると、それを見た人が、

「爺さんだけ楽をして婆さんがかわいそうだ！」

と言い

左下は、

お爺さんが歩いて、お婆さんがロバに乗っていると、それを見た人が、

「爺さんを歩かせて自分がロバに乗るなんてけしからん女だ！」

と言い

右下は、

お爺さんお婆さん共に歩いてロバを引いていると、それを見た人が、

「あいつらはロバの正しいスカイ方も知らないバカだ！」

と言った。

要は、どんなことをしても、全ての人を納得させることは不可能で、どこかしらで必ず反論があるということです。

だからと言って、何かしたいことを、反対を恐れてしないのはもったいないですし、何か反論されるのを恐れて発言しないのも言われっぱなしになりますから、自分がやりたいと思ったこと、正しいと思ったことを、まずはやってみる、言ってみるが良いと最近より思うようになりました。

特に、私自身、人から良く見られたいという意識が強くはたらくみたいなのでなおさらここは意識するようにしています。

また、私自身が「これは違うだろ！」と思う行動や、「こういう事言うのはどうかと思う」といった発言などでも、いったん間をおいて、「その行動に至った背景や、その発言に至った背景を」イメージするようになりました。なぜかと言うと、私自身は、人それぞれその時その時で人は最善の行動や発言をしていると思っているからです。

せっかくあるチャンスを、批判や反論を恐れて内に秘めないで、まずはやってみる、発言してみるといった行動に起こすのが良いんではないでしょうか。

『ロバと老夫婦』の話

少し意識して生活するだけも、あなたの一日が充実して過ごせるのではないでしょうか？

今日は、そんな話題でした。

それでは、今日はこの辺で！！

2021.08